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あ・・・暑い・・・
昼間耐えられなくて窓開けましたが、花粉症は大丈夫でしたw
桜が開花したそうですね。もうすっかり春か~・・・


溜まってた読書感想文をざっくり。
来年の大河の予習も兼ねて、積ん読消化中。
まずは高杉本2冊。因みにタイムリーな事に、高杉の本名(諱)は「春風」です。


『高杉晋作の「革命日記」』 一坂太郎・著

破天荒なイメージの高杉ですが、日記を読むとフツーに公務員やってる一面もあって意外。いや、武士だから当然なんですがw
何編かの日記が現代語訳されている本で、特に旅日記系が面白いです。
丙辰丸に乗った時の日記が途中まで記されてますが、うーん、やっぱ帆船だと遅いんだなぁ・・・。今なら飛行機ですぐなのに。
上海渡航中の日記も、当時の上海の様子が垣間見られて興味深いです。
現地の清国人と筆談で話していたそうですが、その記録も見てみたいなあ。


『高杉晋作の手紙』 一坂太郎・著

こちらは現代語訳ではないので、原文で読めてありがたい半面、分からない箇所も色々・・・
でも読むと、久坂玄瑞の事が好きなんだなぁというのが分かります。
久坂宛てに「兄弟の盟を結びたいと思っていたが、これまで遂に口に出さなかった」とかw
禁門の変の後、松陰の兄宛の手紙で久坂達の生死を気にかけているのは泣ける・・・
桂小五郎にも良く手紙を書いていて、仲の良さが分かります。
井上馨とも仲良かったみたいですが、あまり手紙が残ってないそうで残念。

あと、「奇兵隊は仕方なく作った」的な事を何度も書いていて吹いたw
でも、討ち死にしたら「奇兵隊開闢総督」と入れた碑を建てるよう書き残してるくらいだから、そんな嫌ではなかったはず・・・(笑)


幕末人の記録を読むのは、当時の雰囲気や考え方を知られて楽しいですね。
入手しやすい新書・文庫でもっと出して欲しいなぁ。




本読んだら人物絵描こうフェア。
年賀絵で使い損ねた自作梅ブラシに、遂に活躍の場が・・・!
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