＜色鉛筆と幕末むげにん＞

もう会期終了してしまいましたが、先日、色鉛筆画家の林亮太さんの個展に行ってきました！
風景画が主でしたが、写真と見紛うばかりの緻密な描写に、噛り付いて見てしまいましたｗ
色鉛筆でも手間を描ければここまでの物を描けるんだよ･･･！
ブレンダーなる道具を初めて知りましたが、要は透明な色鉛筆で、色鉛筆の粒子を馴染ませて、塗りムラを軽減したり混色したりします。
試しに買って使ってみましたが、おお！確かに塗りムラが減ってツルッとした感じになる！
色鉛筆はバッと使えて便利で気に入ってるので、色々研鑽を重ねたいです･･･


帰りに和菓子屋で見つけたお菓子。おや･･･？どこかで見たような･･･


先週末は人に連れられて「シド・ミード展」にも行ってきました。
恥ずかしながら初めて存じ上げたデザイナーさんでしたが、ガッシュで描かれたSFイラストが本当に綺麗で素晴らしかった！
特に遠近の空気感や金属への映り込みなどがとても丁寧に描いてあって、並々ならぬこだわりを感じました。
会場は古い校舎を改装したもので、校舎の雰囲気を感じつつ色んなテナントが入っていて面白かった！有効活用ですね！


アフタヌーンで連載が始まった「無限の住人～幕末ノ章～」を読んでみましたが、うーん･･･しっくり来ない･･･

絵は原作に似せていますが、見比べるとやはり沙村さんのコマ割りや演出がいかに秀逸だったか分かります。
ご本人が描いてる「波よ聞いてくれ」は、会話ばかりでもサクサク読めて面白かったなぁ･･･
登場キャラも、龍馬だの新選組だのベタな人物をベタな描写で描いていて、特に目新しさを感じない･･･
龍馬暗殺の黒幕とかもういいから･･･。学術的に分かってるから･･･
万次さん＝ジョン万次郎で確定なんでしょうか？だとしたら本物のジョン万次郎はいずこへ？？
そもそも、本編にほとんど歴史人物が出なかったのに、スピンオフでワラワラ出てきても何か世界観が違う･･･
「新島七五三太＝新島襄」は明かさない方が良かったなぁ。分かる人だけ分かる感じでｗしかしなぜ土佐に･･･

とりあえず、これは続き読まなくていいかな･･･
そういえば、時代が元治元年という事は、「萩の牢獄で孟子を云々」はとっくに過ぎてしまったんですねｗ