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大河の内容が史実と違いすぎて非常に残念だったので、史実で特に好きな吉田稔麿&楫取素彦、
そしてドラマ全般に関する参考資料の一部を挙げておきます。
大河はアレでしたが、史実はちゃんと面白いんだよ・・・!
■吉田稔麿
『池田屋事件始末記 吉田稔麿の最期』 冨成博・著
40年前に出版された稔麿の伝記本の改題版。小説と解説が混ざっているので創作部分もありますが、読みやすいので稔麿入門に最適です。
タイトル通り池田屋事件について詳しく書かれていますが、同著者の『新選組・池田屋事件顛末記』も長州・新選組両面から幕末を書いていてオススメ。
『吉田稔麿 松陰の志を継いだ男』 一坂太郎・著
史料に沿って書かれた稔麿の解説本。こちらも入門書に最適ですが、より史実を重視するならこちら!
『松陰先生と吉田稔麿』 来栖守衛・著
戦前に出版された稔麿の伝記の復刻版。史料も多く引用されている他、稔麿の妹の養子の妻から聞いた逸話も多数収録。
原典は「近代デジタルライブラリー」のサイトでも閲覧できますが、出版された「増補版」では稔麿に関する現代の論文も3本掲載されていてお得です。
『吉田年麻呂史料』 一坂太郎 道迫真吾・編著
稔麿の往復書簡や著作など、関係史料を活字化した史料集。よりディープに知りたい人向け。
■楫取素彦
『楫取素彦と吉田松陰の妹・文』 一坂太郎・著
楫取+文の解説本。読みやすく、楫取入門にオススメ。巻末に楫取と文の回顧談も収録されています。
『萩ものがたり 楫取素彦』 道迫真吾・著
毎回ワンテーマでまとめられた「萩ものがたり」シリーズの楫取回。ページ数は少ないですが、読みやすく内容も充実していて、こちらも入門書にオススメ。
『男爵 楫取素彦の生涯』 楫取素彦顕彰会・著
楫取没後100年で出版された楫取の解説本。専門家の方々の評論で構成され、結構内容がマニアックなので、より深く楫取について知りたい人にオススメ。
なお、この本をまとめた冊子に『至誠の人 楫取素彦』というのがありますが、同タイトルの下記の本とは関係ありません。
そういえば、楫取の初江戸行きのくだりが他の本の解説と違うのが気になる・・・
『至誠の人 楫取素彦』 畑野孝雄・著
楫取について年代順でなくテーマごとに書かれた解説本。
著者紹介を見る限り、著者の方は歴史家ではない様ですが、書簡や和歌など史料の引用が多くて参考になります。
しかし1つだけ言わせてくれ!「野村靖」は「入江」家出身で旧名「和作」だけど、商人の「入江和作」とは別人なんだ!(笑)
『楫取素彦伝 ―耕堂楫取男爵伝記―』 萩市 前橋市・発行(草稿・村田峰次郎)
戦前に書かれた楫取の伝記の草稿が最近発見され、活字化されたもの。筆者は村田清風の孫で楫取家と交流もあった村田峰次郎。
「奉勅始末」「長防臣民合議書」などの史料や楫取の詩歌も多数掲載されている他、他では見かけない逸話もあって、かなりオススメ。
巻末に専門家の評論も複数掲載されています。
『楫取家文書』 大塚武松・編
こちらも戦前に出版されたもので、「近代デジタルライブラリー」のサイトで閲覧できます。
楫取家に残った志士の書簡や楫取の日記・意見書などの史料が活字化されています。「涙袖帖」にまとめられた久坂の書簡も掲載!
■ドラマ全般
『萩ものがたり 吉田松陰の妹・文(美和)』 山本栄一郎・著
「萩ものがたり」シリーズの1冊まるまる杉文(楫取美和子)回!最新研究も載っていて、文さんについて知りたいなら必読。
『男爵 楫取素彦の生涯』に収録されている同著者の「書簡にみる明治後の楫取素彦」と合わせて読むと良いです。
『吉田松陰とその家族』 一坂太郎・著
タイトル通り、松陰と杉家・玉木家の親類について書かれた本。これを読めばいかに「花燃ゆ」が素材の無駄遣いをしていたか分かるかと・・・(笑)
『吉田松陰全集』 山口県教育会・編
松陰の著作や関連史料を網羅した全集。松陰について知るならこれ以上の書籍は無い!稔麿や楫取に関する史料もいろいろ収録されています。
これも戦前の出版なので「近代デジタルライブラリー」のサイトで閲覧できます。
そしてドラマ全般に関する参考資料の一部を挙げておきます。
大河はアレでしたが、史実はちゃんと面白いんだよ・・・!
■吉田稔麿
『池田屋事件始末記 吉田稔麿の最期』 冨成博・著
40年前に出版された稔麿の伝記本の改題版。小説と解説が混ざっているので創作部分もありますが、読みやすいので稔麿入門に最適です。
タイトル通り池田屋事件について詳しく書かれていますが、同著者の『新選組・池田屋事件顛末記』も長州・新選組両面から幕末を書いていてオススメ。
『吉田稔麿 松陰の志を継いだ男』 一坂太郎・著
史料に沿って書かれた稔麿の解説本。こちらも入門書に最適ですが、より史実を重視するならこちら!
『松陰先生と吉田稔麿』 来栖守衛・著
戦前に出版された稔麿の伝記の復刻版。史料も多く引用されている他、稔麿の妹の養子の妻から聞いた逸話も多数収録。
原典は「近代デジタルライブラリー」のサイトでも閲覧できますが、出版された「増補版」では稔麿に関する現代の論文も3本掲載されていてお得です。
『吉田年麻呂史料』 一坂太郎 道迫真吾・編著
稔麿の往復書簡や著作など、関係史料を活字化した史料集。よりディープに知りたい人向け。
■楫取素彦
『楫取素彦と吉田松陰の妹・文』 一坂太郎・著
楫取+文の解説本。読みやすく、楫取入門にオススメ。巻末に楫取と文の回顧談も収録されています。
『萩ものがたり 楫取素彦』 道迫真吾・著
毎回ワンテーマでまとめられた「萩ものがたり」シリーズの楫取回。ページ数は少ないですが、読みやすく内容も充実していて、こちらも入門書にオススメ。
『男爵 楫取素彦の生涯』 楫取素彦顕彰会・著
楫取没後100年で出版された楫取の解説本。専門家の方々の評論で構成され、結構内容がマニアックなので、より深く楫取について知りたい人にオススメ。
なお、この本をまとめた冊子に『至誠の人 楫取素彦』というのがありますが、同タイトルの下記の本とは関係ありません。
そういえば、楫取の初江戸行きのくだりが他の本の解説と違うのが気になる・・・
『至誠の人 楫取素彦』 畑野孝雄・著
楫取について年代順でなくテーマごとに書かれた解説本。
著者紹介を見る限り、著者の方は歴史家ではない様ですが、書簡や和歌など史料の引用が多くて参考になります。
しかし1つだけ言わせてくれ!「野村靖」は「入江」家出身で旧名「和作」だけど、商人の「入江和作」とは別人なんだ!(笑)
『楫取素彦伝 ―耕堂楫取男爵伝記―』 萩市 前橋市・発行(草稿・村田峰次郎)
戦前に書かれた楫取の伝記の草稿が最近発見され、活字化されたもの。筆者は村田清風の孫で楫取家と交流もあった村田峰次郎。
「奉勅始末」「長防臣民合議書」などの史料や楫取の詩歌も多数掲載されている他、他では見かけない逸話もあって、かなりオススメ。
巻末に専門家の評論も複数掲載されています。
『楫取家文書』 大塚武松・編
こちらも戦前に出版されたもので、「近代デジタルライブラリー」のサイトで閲覧できます。
楫取家に残った志士の書簡や楫取の日記・意見書などの史料が活字化されています。「涙袖帖」にまとめられた久坂の書簡も掲載!
■ドラマ全般
『萩ものがたり 吉田松陰の妹・文(美和)』 山本栄一郎・著
「萩ものがたり」シリーズの1冊まるまる杉文(楫取美和子)回!最新研究も載っていて、文さんについて知りたいなら必読。
『男爵 楫取素彦の生涯』に収録されている同著者の「書簡にみる明治後の楫取素彦」と合わせて読むと良いです。
『吉田松陰とその家族』 一坂太郎・著
タイトル通り、松陰と杉家・玉木家の親類について書かれた本。これを読めばいかに「花燃ゆ」が素材の無駄遣いをしていたか分かるかと・・・(笑)
『吉田松陰全集』 山口県教育会・編
松陰の著作や関連史料を網羅した全集。松陰について知るならこれ以上の書籍は無い!稔麿や楫取に関する史料もいろいろ収録されています。
これも戦前の出版なので「近代デジタルライブラリー」のサイトで閲覧できます。
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