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■副題:「夫の告白」
■年代:1863年8月 文=21歳 伊之助=35歳 久坂=24歳
日曜8時は歴史・大河ファン向けのガマン大会が催されてるんでしょうか?
8月18日の政変は長州のその後の運命を決めるムチャクチャ重要な事件なんですが、
それよりも敏三郎の奇兵隊入隊(フィクション)や久坂の浮気(フィクション部分多し)の方が大事なんですか。あーそうですかそうですか。
・・・・・・知らねえよ!!(予選敗退)
今週も大河で描かれなかった幕末長州事件を色々語りましょうか・・・はぁ・・・
■年代:1863年8月 文=21歳 伊之助=35歳 久坂=24歳
日曜8時は歴史・大河ファン向けのガマン大会が催されてるんでしょうか?
8月18日の政変は長州のその後の運命を決めるムチャクチャ重要な事件なんですが、
それよりも敏三郎の奇兵隊入隊(フィクション)や久坂の浮気(フィクション部分多し)の方が大事なんですか。あーそうですかそうですか。
・・・・・・知らねえよ!!(予選敗退)
今週も大河で描かれなかった幕末長州事件を色々語りましょうか・・・はぁ・・・
8月18日の政変といえば、それまで京でブイブイ言わせてた長州ら攘夷派が、薩摩・会津らのクーデターで役職を免じられ京から追い出される
青天の霹靂・・・むしろ落雷炎上なターニングポイントですが、それまでのブイブイっぷりがあまり描かれてないのでちっとも転落感が無い・・・
大和行幸についても説明無し。上級者向けすぎるだろ・・・
8月13日に大和行幸の詔が下ります。
天皇が攘夷祈願のため、神武天皇陵や春日大社に参拝し、軍議の後、伊勢神宮に行幸する・・・という内容。
征夷大将軍を差し置いて、天皇自ら攘夷の指揮を執る準備が着々と進んでいました。
14日には桂・久坂・宮部鼎蔵・土方久元らが学習院出仕を命じられます。
・・・が、これを孝明天皇は望んでおらず、勝手な事をする攘夷派に、とても頭を悩ませていました。
その意を汲んだ薩摩&会津が公卿らと手を組み、攘夷派公卿の参内を禁じます。もちろん天皇の許可は取得済み!
薩摩・会津らが御所の警備に付き、攘夷派志士や公卿は御所に入れなくなってしまいます。
現代で例えるなら、ある朝突然、与党が全員クビになって永田町に立入禁止になる・・・みたいな!??
結局、彼らは京を去り、長州まで落ちる事になるのでした。
翌日、悔しさと哀しさに包まれた2000人以上の長州藩士・攘夷派志士が、雨が降りしきる中、京を離れていく・・・
久坂は「世は刈菰と乱れけり・・・」と、その悲しみを歌に乗せる・・・・・・
・・・というお約束シーンがあるはずなんですが!?
「八重の桜」第9回で補完しましょうか・・・
ちなみに、土方が8月18日から日記「回天実記」をつけていて、攘夷派の動きが詳しく書かれてますよ。
さて、この間、長州では呑気に着物も汚さず土塁造りをしていただけのように見えますが、とんでもない!
こっちにはトラブルメーカー・奇兵隊がいるんだぜ!
前回書いたように、長州は攘夷をしない対岸の小倉藩に文句をつけ、奇兵隊が田の浦を占領してしまいます。
「異国船を攻撃しろ!」という朝廷の命令に従う長州と、
「攻撃してきた時だけこっちも撃て!」という幕府の命令に従う小倉。
ニ藩は平行線をたどるばかり・・・。
勝手な振る舞いをする長州を詰問するため、幕府役人が軍艦「朝陽丸(ちょうようまる)」に乗って7月23日、長州へやってきます。
攘夷をやって、朝廷からは褒められたのに幕府からは怒られる・・・
あろう事か、奇兵隊士は朝陽丸に乗り込んできて、ムリヤリ占拠してしまいます。
その上、「幕府は攘夷やらないなら長州に軍艦貸せよー」と、借入要求をしてきます。うぜえ!誰だよこの隊作ったの!
あ、フォローしておくと、藩政府はちゃんと幕府に礼儀をもって対応していますよ;
その後も、朝陽丸にこっそり乗り込んでいた小倉藩士が長州側に見つかる事をおそれ切腹したり
幕府役人が持ってきた老中の書簡を「将軍の書簡」と偽っていた事が判明したりと、事態は悪化の一途を辿ります。
政変の数日後には、遂に詰問使・中根市之丞が何者かに暗殺されてしまいます。
そして政変の知らせも届き、8月26~27日には七卿が三田尻へやってきます。
9月3日、なかなか進まない朝陽丸の一件の解決を買って出たのは、自身も占拠に関わっていた吉田稔麿。
烏帽子・直垂に身を包み、忠臣蔵を引き合いに出して幕府役人を説得した・・・という逸話がありますが、どこまでホントか不明。
翌日、朝陽丸は長州を離れます。
どっこい、奇兵隊が起こしたトラブルはそれだけではありません。
政変直前の8月16日、若殿の砲台巡視がきっかけで、藩正規兵の先鋒隊が普段から不仲の奇兵隊士・宮城彦助を襲撃しようとし、それを知った奇兵隊と先鋒隊が衝突します。(教法寺事件)
この責任をとって、原因となった宮城は切腹、高杉は総督を罷免されます。ドラマでは政変がきっかけで役職が変わったように見えましたが。
そんなドタバタをスルーしつつ、どーでもいー久坂の浮気話をダラダラダラダラ・・・・・・。この大河、何のために作ってるんだろう・・・
辰路のスパイ設定は、もっと生かせれば面白かったかもしれませんが、あんまり意義を感じませんでした。
聾唖の敏三郎が奇兵隊に入るってのもそうだけど、現代的感覚で歴史ドラマを描かないで欲しい・・・今に始まった事ではありませんが。
大河名物「紀行でやってるそれをドラマで描けよ!」発動。ってか、今回OPと紀行だけ見れば十分でしたね、マジで。
七卿が揃ってる画はちょっとテンション上りましたがw
話変わって、来月には奥御殿編に入るとか・・・
ええええ、禁門の変の後は長州が朝敵になってどん底状態で面白くなるのに、奥御殿の話とか誰得なんだよ!?
お女中の話がやりたいなら勝手にどっか他で大奥ドラマやってくれ!
血沸き肉踊る激動の幕末長州が見たいんだよ!!
とりあえず、新キャスト発表されたので元徳(定広)、幾松、福原越後を追加。若殿出るの遅えよ・・・
以下、らくがき。
「幕末艦娘・幕府編」のキャラデザはできてるんですが、時間が無くて実施できないまま今回初出になってしまいました;
朝陽丸はあの有名な咸臨丸の妹艦です!
そーいえば、この頃久坂は「玄瑞」から「義助」に改名してます。
※イラストの歴史人物は、宮本のオリジナルイメージを使用しており、役者とは関係ありません。
※一部、歴史人物名や用語は、宮本が使い慣れたものを使用しています。
※文中の暦・年齢表記は原則として旧暦・数え年です。
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