＜花燃ゆ感想 ＃36 超時空維新ハナモユ＞

■副題：「高杉晋作の遺言」
■年代：1866年９月～1867年９月？　　美和＝25歳　楫取＝39歳　高杉＝29歳



ちょっと待ってくれ･･･冷静に考えたらとんでもなく時空が歪んでいるぞ･･･
ドラマの流れと実際の時期を比べると･･･

・興丸→1865年２月生まれ
・第二次長州征伐（幕長戦争）終了→1866年９月
・伊之助が楫取素彦に改名→1867年９月
・高杉死去→1867年４月（新暦５月)

･･･というか、もはやそんなツッコミをしているレベルではないのです。
はいはい、美和様のおかげ。はいはい、小田村殿のおかげ。
良かったですねー。（棒読み）
あ、OP秋バージョンは赤基調で綺麗で良かったですよ！（フォロー）


とりあえず今回も感想いってみよー。明治編の展望？も。

OPは綺麗だったのに、なんでアバンのBGMブツ切りで入るんだ？そういう演出？編集ミス？
今回から遂に脚本家が４人目！「天地人」の小松さんです。
あー･･･天地人は初期で視聴やめたわ･･･

ダラダラ続く美和の食育ネタがマジで要らない･･･。その話、今必要ですか？
大体、野菜を育てる事と食べる事はまったく別問題なんだよ！
俺は例えナスを育てても絶対に食べないぞ！（えばるな）
というか、興丸が恐ろしいスピードで成長してるんですが、何食ってるんですか？
まだ満２歳のはずですが･･･

そしてなぜ美和が雅を差し置いて甲斐甲斐しく高杉の世話してるんだよ、望東尼や「おうの」はどこ行ったんだよ。
望東尼は小田村夫妻とも交流があるんですが、その辺はスルーなんですかね。

なんだか良く分からないけど元徳が京に行っていて、美和が久坂の子供捜しがてら薬届けに行くとか言ってるけど、
別にいいよ、飛脚に行かせた方が早いよ。
秀次郎だって、史実通り明治に突然名乗り出る流れでいいよ。

主人公だからって無理に出番作らなくていいと思うんですが･･･。群像劇でいいんだよ群像劇で･･･
高杉もいなくなってしまって、この先つまらない創作が更に増えるんじゃないかと不安すぎる･･･


高杉の命日は４月14日で、新暦だと５月ですが、なんで桜が咲いてんだよ！（笑）
確かに桜を散らすのは絵になるけど、実際の季節に合わせて、新緑とこれからの日本を重ねる･･･とかもできると思うんだ。
春の終わりと高杉の諱の「春風」を掛けるとか･･･
なんで史実に合わせてイイ感じに創作・演出しないんだろう･･･。何のための歴史物だ？


さて、我らが小田村素太郎（伊之助）が遂に「楫取素彦」と改名しましたが、実際は高杉の死後の９月の話です。
同日、奥番頭に出世しています。一般的にいう「側用人」、藩主の側近です。
ちなみに「素彦」は正式には「ひさよし」と読むっぽい？読めねぇよ･･･（笑）
あー、でもまだこの頃は諱で「希哲（ひさよし）」を使ってるのかな？？



ところで、遂に群馬編の新キャストが発表されましたね！
星野長太郎＆新井領一郎が来たということは、あのエピソード映像化ですね。さてどうなるか。
不意打ちで船津伝次平が！
上毛かるたでお馴染みですが、読み札から分かるデータは･･･「老農」、以上。
楫取の本でたまたま見かけたら、農業で業績のあった人らしいっすよ。

一昨年は「平和の使い 新島襄」
今年は「老農 船津伝次平」
再来年は新田義貞か！？田山花袋か！？（笑）
･･･ローカルネタ失礼しました･･･。

それにしても、群馬時代は地方史として本で読む分には面白いんですが、大河映えする内容とは思えない･･･
八重の明治編より地味になるんじゃないだろか･･･
とりあえず、気になる事項をピックアップ。
果たしてドラマではどう描かれるのか･･･。期待すると、傷付くだけだぜ･･････

【明治編気になるチェックポイント】

・県庁移転問題
・富岡製糸場
・新井領一郎に短刀渡すエピ
・寿の布教はスルーされそう
・廃娼運動もスルーされそう
・寿の最期
・楫取が寿の着物洗いたくないエピ
・前原の最期
・小太郎の最期
・文之進の最期
・敏三郎の最期
・道明（久米次郎）の最期
・亀の･･･
・豊の結婚
・涙袖帖
・留魂録
・貞宮の養育係
・鞠生幼稚園



以下、らくがき。






児童書風。面白いエピはことごとくスルーなんだよなぁ･･･



※イラストの歴史人物は、宮本のオリジナルイメージを使用しており、役者とは関係ありません。
※一部、歴史人物名や用語は、宮本が使い慣れたものを使用しています。
※文中の暦・年齢表記は原則として旧暦・数え年です。