＜花燃ゆ感想 ＃43 萩は燃えているのか？＞

■副題：「萩の乱に誓う」
■年代：1876年10月～11月　　美和＝34歳　楫取＝48歳　寿＝38歳



おのれ、N●K、赦さん･･･！
ダーウィン→白アリ、花燃ゆ→カイコ　･･･って何だこれ！
白アリはまだイイとして、イ●虫を写すなイ●虫を！！
TVに写していい●モ虫はモスラとニャッキと江戸川乱歩だけって学校で教わらなかったのか！！
どうせならドラマのカイコは白いニャッキにすれば良かったんだよ！（暴論）


あー、今日も「紀行」だけ見れば大丈夫ですね。省エネ大河ですね。
さくさく感想行ってみよー。

杉家にとって最大の事件とも言える萩の乱！私もドラマで映像化されるのを見るのは初めてです！
･･･が！ショボい･･････。実際は軍艦・孟春まで出撃する激戦だったそうですよ。
黒煙が上るシーンはむちゃくちゃデジャビュってるので、「コレラと爆弾」の回の地雷火のシーンと見比べたら、煙の形も建物も影も一緒ｗ
戦闘シーンは手ぇ抜かないでよ･･･

あぁ、亀さん水垢離なんかしたら史実通り死んでしまう･･･！
脚本は「文之進様のせいで･･･」とか変な恨み事言わせるなよ･･･

前も触れた通り、萩の乱に参加した杉家関係の若者は、民治の長男・小太郎（19歳）だけでなく、民治の養子・相次郎（20歳・未登場）と、乃木希典の実弟で玉木文之進の養子・正誼（24歳・未登場）。
小太郎と正誼は戦死してしまいますが、相次郎は生き残り、後に杉家当主になります。
正誼の妻は幕末編で出ていた民治の長女・豊で、この時身籠っていましたが、この戦いで弟・小太郎と夫・正誼を失ってしまいました･･･
松陰に続いて小太郎と、吉田家は２代続けて若くして他界してしまった！次は民治の三女・道（未登場）が継ぎました。

その民治は「山代に行っていて･･･」と言っていましたが、そのアリバイ証言はうーそーだー！
実際はなぜか乱の時、萩に来ています。何をしていたのやら･･･。品川は木戸宛ての書簡で「くさいくさい･･･」と疑っています。
結局、民治は乱の約ひと月後に免職となってしまいます。

萩の乱で忘れていけないのは、玉木文之進の切腹です。介錯を務めたのは美和や寿の姉・千代（未登場）だったという･･･
私も一次ソースは知らないので真偽の程は分かりませんが、そのシーンはドラマでやって欲しかったなぁ。
ホントこのドラマは見たいシーンを見せてくれないなぁ･･･


久米次郎は不幸オーラを出してましたが、調べてみると前回の年表で書いた通り、既に前年に就職・結婚してるじゃないか！
つーか未だに幼名のままで、いつ「道明」になるんだ？

そもそも、前回今回で美和が前橋－萩間を往復しすぎだ！！くそっ！俺も萩行きてえ！（えっ）
こんな事なら、萩の乱が終わるまで美和は萩にいれば良かったんじゃないか？
群馬の様子は「一方その頃･･･」みたいな感じで入れればイイし、その方が美和にイライラせずに済むし･･･
萩だって史実通り亀さんが亡くなって妹の幸子が嫁いでくれば、話の尺も持つし、前原の動きも描けるし。

史実では、現時点で確認できる美和の最初の上京は明治８年らしいですね。
その時に養子の道明（久米次郎）が就職・結婚。
熊谷でひと月ほど養蚕修行もしたそうです。あ、カイコが「大きらい」なのは史実通りｗ
萩の乱の頃は山口県に戻っていたっぽい？？


楫取は乱が起きたからって、なんで萩に行こうとするんだｗ仕事しろ仕事ｗ
史実では乱勃発前の７～８月に休暇で帰郷しています。

そして美和と楫取はなんで病気の寿をほっぽって遠出してるんだ！この家には使用人はいないのか！！
そもそもなんで群馬に来てこの方、寿はずっと病人なんだよ！史実でも確かに体調崩す事あったけど、
浄土真宗布教したり楫取の仕事手伝ったりしてただろうが！！
真面目に群馬を描く気があるのかあぁぁぁー！！
･･････すみません、取り乱しました。

今回のイライラマックスポイントは、気丈に振舞っていた美和が群馬に帰って楫取の胸で涙を流すシーンですね。
あー、書いてて気持ち悪い。え？ここ萌えるとこ？
いやいや、いくら家族が死んだからって、義兄が嫁の妹を抱きしめるのはおかしいと思いまーす。
しかも病気の嫁をほっぽって！！
もうさぁ･･･史実の楫取と寿と美和と前原と杉家と群馬とその他諸々に謝れよ･･･


また取り乱しそうなのでこの辺で。
え、肝心の前原についての情報？すいません･･･ぶっちゃけ興味無くて･･･（ひでぇ）



以下、らくがき。









※イラストの歴史人物は、宮本のオリジナルイメージを使用しており、役者とは関係ありません。
※一部、歴史人物名や用語は、宮本が使い慣れたものを使用しています。
※文中の年齢表記は原則として数え年です。